どうでも良い雑感 34

地下街に流れるクリスマスソング。
あぁそうか、もう街は年末年始前の
大イベントのクリスマス一色。

幼き頃から行事として存在するから、
きっと高度成長期、中流階級を
皆んなで確認する為の象徴イベント
だったのかも。    
実際それ程生活に余裕が無くても、
どの家庭でも恒例といて行われる
国民的行事で、微笑ましくもある。
                                                 

我が家のＸｍａｓの思い出と言えば、
何故か食卓にケーキとかは無く、
父親が買って帰るＡ４サイズ位の
板チョコレートが定番だった。
キリスト生誕の馬小屋風景の
レリーフ板チョコを無造作に渡される。

あの頃の父親の年齢を越してしまった
今思うのは、恐らく会社の仕事絡みで
毎年購入しなければならない代物
だったのだろう。
華やかさの欠片も無いが、
存外毎年楽しみにしてたのだから
安上がりな子供である。

他を知らなければ、どんな物でも
それはそれとして済んで行くって事。