どうでも良い雑感 23
コットンの白いシーツがひんやりとして気持ち良い。でも、それは布団に潜り込んだほんの一瞬だけ。時間にして2秒くらい。感覚的にはコンマ何秒の瞬く間。願わくばヒャっとするのが一晩中続けばどれほど気持ち良いかなんて思ったりもするが、逆にほんの一瞬だからより衝動的に至福の時と感じるのかも。
少年の頃、妄想してた夢を思い出した。広い部屋、そう体育館くらいの大きく広い部屋。そこにベッドだけをドーナツ状に何台も何台も置く。当然全てのベッドに真新しい真っ白なシーツ。ワザと冷房を止めた熱帯夜にその並べたベッドの一台に潜り込む。ひんやりする感覚に酔いしれるがそう長くは続かない。そこですぐさま隣のベッドへ移る。その繰り返し。時計回りに永遠に。永遠に。
そんなたわいの無い事を小さい頃に夢見てたって自分でも少しあきれる。通勤途中の吊り革に掴まり窓の外を見ながら思った。
あぁ、暑い夏はどうも好きになれない。
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