川崎戦、雑感

「どうも～峻で～す」
「どうも～彬で～す」
「グランパスのCBやってま～す」
「いや～ちょっと聞いて下さいよ」
「なんやの薮から棒に～？」
「この前の試合、ほんまに疲れまして」
「そりゃ～僕も出てたからよう解ります」
「ず～～と攻められっ放しやったんで
ほんのちょっとでも気～抜けなくて」
「そやな、どんどんつながれまくって
精神的にも肉体的にもハードやったわ」
「もうね～、９０分間集中しまくり」
「ちょっと待って、９０分間？ちょっとでも
気抜かんかったん？」
「そうや～、９０分間集中しまくりです～」
「ホンマかいな？１回も？」
「失点の３回以外は」
「それ一番やったらあかんがな、
しかも３回もて」
「いや～あれだけゴール前にこられると
何や訳解らんくなってきますねん」
「そういや～キミ目の前にボールあんのに
完全に固まってた時あったな～」
「何言うてんの、あれは愛しいボールを
蹴り上げるのためらっただけです～」
「いやいや、ためらったって、あれすぐに
クリアせな絶体絶命やったで」
「蹴ったら痛がるやろな～、とか
蹴り上げて恨まれたらどないしよとか」
「それあの一瞬で考えてたん？嘘やろ～」
「ほんまです～、それで一歩目が
すぐ出んかった」
「それ考えてたとしても、考えて無くても
すぐ一歩目が出んかったら致命的やで」
「何が？」
「選手として、どうなんやって話しや～」
「選手としてはアカンやろけど
グランパスとしてはえらいハマるで～」
「え？それどう言う事ですねん？」
「私ら名古屋グランパスやん」
「あぁ～名古屋グランパスや」
「これがホンマの和やかグランパス～」
「やめさせてもらうわ」
「ど～も～ありがとうございました～」