どうでも良い雑感・4
年末から今に至るまで、ある闘いが続いている。
2012年12月30日
年の瀬の慌ただしさの中、激安スーパーの中は
進む事すら困難な阿鼻叫喚な世界。ようやくたどり
着いた鮮魚売場近くで濁声が響く。
今にして思えば、ラッキーなのかすら解らない。
早めの店じまいの時間帯、蟹の足の叩き売りが
私の目の前で始まったのだ。冷凍ズワイ蟹の足の
箱売りが何と5kg1000円の大特価である。
早い者勝ちでベストポジションであったのと、年末の
買い物の高揚感によって思わず手が出てしまった。
帰宅する車の中で、若干の後悔は始まっていたのを
憶えている。何せ箱買いの為、冷凍庫に入り切るのか
不安になってきたのだ。年末の大掃除も終わって無い。
箱を開けてみて驚いた。ぎっしり詰まった蟹の足が
4層にもなって凍りついている。端から剥すポイントを
間違えると、訳あり商品が更にバラバラに。
試しに片割れを解体して身をほじくり出してみた。
なる程安い訳だ。身が細い、限りなく痩せ細っている。
足の本数は圧倒的だが、中の身は圧倒的に貧しい。
それから1時間の格闘の末、何匹分かの足から茶碗
半分位の蟹の身を取り出したが、労力に見合ってない。
少し泣いた・・・
あれから度々、蟹との闘いを続けている。現在では
少しだけ知恵を付けて闘いを優利にしている。ハサミと
100均で買ったカニフォークを使用しているのだ。
それでも手が痛くなるのと、余りにも身の少なさに心が
折れそうになってしまうのだが、闘いは続いている。
猫の手も借りたい所だが、今回は止しておこう・・・
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