悪役・敵役にみるアンチテーゼ
子供の頃、悪役や敵役の方が好きだった。
いや自分は決して悪人って訳では無いです。
どちらかと言えば道徳観念を持ち合わせてる方だと思う。
まぁ自分で高らかに言う事でも無いですが…
何故か悪の美学が、幼いながらも心の琴線に触れた訳です。
人造人間キカイダーでは、敵方のハカイダーの黒の様式美。
あの美しいフォルムに見とれ・・・
ガメラでは特にギャオスに肩入れし・・・
(平成ガメラのギャオスにも痺れました)
ガンバの冒険の敵ノロイが、最高にカッコいい存在だと
いまだに思ってるし・・・正に最強・最高!
ファーストガンダムでは(戦争が舞台だから善悪は無いが)
マ・クベに傾倒なんかしたりして・・・
映画で言えば、ダイハードの悪役のスーツ姿の着こなし・・・
バットマンの宿敵、ジョーカーに尊敬の念さえ抱き・・・
レオンでは、敵役のゲイリーオールドマンから目が離せない・・・
この感覚って誰もが心の奥底に持ってるもんですよね~
あれ?違うのかな?
ヒーローものとは、正義が最後に勝つ予定調和の世界。
そして、絶対善に対する反作用的な感情がアンチテーゼとして
生まれる訳で・・・
作者や作家が造り出す敵役への思い入れが大きい程、
この心理に同調する子供も少なからず存在するのでしょう。
素晴らしい悪役の出現を楽しみに待ってる今日この頃です・・・
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